Shono Mercy Museum

ミュージシャンとして


ロックンロール、ブルースの演者として

普段私は50年代のロックンロールやシカゴブルースを演奏しているのだが、個人的に演奏するために必要のこと、思うことを書く。
基本は私は自身に対して以下の点を心掛けた。
あくまでも個人的な主観であること、それは今まで私自身に対して課してきた課題であることを理解していただきたい。

・ギターの基本的な技術
・バンドとしてまとまりを出すこと
・歴史を学ぶ
・オーディエンスの反応をつかんで何が欲しいか理解する
・敬意を示す



まずは土台となるギターの基本的な技術だ。基本的な技術といっても色々あり音を外さない、リズムを合わせるといったことになる。
そこに行きつくには(まだ私も行きついていないが)まずは個人の練習が必要だ。
それに達しても、いくら個人がうまくてもバンドとしての一体感がなくては生半可なバンドとなってしまう。
最も大切なことはバンドの周りの音をつかんで自分がどういう立場か理解し、バンドの”音”に穴がある部分にフィットさせることだとは思う。

個々が意識、実践をすれば大体のバンドの一体感というものはうまれる傾向にある。

次に歴史を学ぶことではあるが、ただ演奏をやっているだけではつまらない、薄っぺらい演奏になってしまう。
薄っぺらい演奏にならないためにはどうすればいいのか、それは”地層”をつくることだと思った。
地層というのは音楽、知識、体験であったりの地層だ。
50年代の演奏をするのならば1890年代の音楽から1950年代のアメリカ音楽を聴く。そしてこの音楽が年月を経ってどのような変化をもたらしたか、人々に影響を与えたかを理解する。
そして体に吸収するといったことで50年代当時の演者の考え、おかれている状況、なぜこのような音楽を演奏したかなど、人間に少しでも理解できるように近づける手段だと思う。
その人間に近づけるほかの手段として当時の社会情勢、経済状況、生活文化などを知る、そして色々な考えを持った人々に会うなどいろいろな方法があるとは思う。

そして大切なことは自分を見失わないことだ。近づけようとする意識が強すぎと演奏面でも単にカバーとなってしまう。
単にカバーとなっているならオリジナル本人のレコードを聴いたほうだいいと思ってしまう。
なので自分を見失わず個性を出すことだ。

最後に敬意を示すこと。
私はもともとの音楽を提供してくれた方々(原曲アーティストなど)や、バンドメンバー、そして見に来てくれたオーディエンスたちへの敬意払っている。
自分を受け入れてくれて本当にありがとうございます。

準備が整ったらステージへ。オーディエンス、演者、バンド、先人の方々など様々な人のために演奏をする。
自信を持って演奏しなくてはいけない。楽しませなければいけない。

2021年2月6日23:13

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